簿記のお勉強シリーズ
任天堂のIRから第2四半期の決算短信書と第3四半期の決算短信書を見てみました
ついでにIRと株価の関係も
何が不安なのか?
- 決算短信書に何がかかれているのかわからないので不安です
- どこを読めばいいのかわからないので不安です
- 株価との関連性があるのか不安です
決算短信書に何がかかれているのかわからないので不安です
貸借対照表と損益計算書
連結業績
連結とかかれているので、子会社・関連会社を含む業績
株式会社ポケモンやNintendo of America Incなど含めた業績のこと
グループ全体の業績
配当金の状況や業績予想が記載されている
業績予想は根拠が後述されている
四半期連結貸借対照表
簿記を学んで読めるようになったところ
賃借対照表が記載されている
項目は3級で習ってない勘定科目に見えるが、
現金及び預金 → 現金+当座預金
受取手形及び売掛金 → 受取手形 + 売掛金
とまとめられている
資産その他はきっと未収入金とか貯蔵品とかをまとめてるんだろう
ところどころ知らない書き方があるので100%理解はできないが読めなくもない
四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
こちらも簿記のおかげで読めるようになったところ
損益計算書が記載されている
営業利益、経営利益、特別利益
など見かけない項目が多い
包括利益計算書は何が書いてあるか読めない
どこを読めばいいのかわからないので不安です
業績予想と純資産
株価との関連性を見たいのでそこを重点的に
連結業績
配当金の予想と業績予想で良さそう
配当金が上がれば株の価値が上がる
業績が上がれば株の価値が上がる
貸借対照表
利益余剰金と純資産合計と貸倒引当金
繰越利益余剰金が実質の利益で、ここから配当金が支払われる
繰越利益余剰金が低ければ配当金が払えないだろうし
純資産合計=資産ー負債
資産が多ければ潰れる心配もないでしょう
貸倒引当金がちゃんと計上されていることも大事だと思う
損益計算書
売上高と売上原価と固定資産売却益
ものを販売する会社ならこのへんだろうか
売上高:実際の売れ行き、売れるものを作れている
売上総利益:売れているだけでなく、利益も出しているかどうか
固定資産売却益:固定資産を売って利益を無理に出していないか
株価との関連性があるのか不安です
配当金予想は関係あり
株価

イベント
第2四半期の決算短信書(2020年11月5日):57,910
第3四半期の決算短信書(2021年2月1日):62,640
考察
第2四半期の決算短信書発表後は下がっていて、
第3四半期の決算短信書発表後は上がっている
第2四半期の決算書は悪く、第3四半期の決算書は良いということになる
第2四半期の決算短信書 | 第3四半期の決算短信書 | 備考 | |
配当金予想 | 450 | 1,070 | 前期は820 第3四半期は高い |
純資産合計 | 1,669,872 | 1,736,262 | 前記は1,540,900 どちらも増加している |
利益余剰金 | 1,822,562 | 1,889,613 | 前記は1,707,119 どちらも増加している |
売上高 | 769,524 | 1,404,463 | 前記は 443,967(第2四半期) 1,022,668(第3四半期) どちらも増えている |
売上総利益 | 434,068 | 768,816 | 前記は 213,103(第2四半期) 466,089(第3四半期) どちらも増えている |
どちらも業績はかなりいい
第2四半期の決算短信書発表後に下がったのは配当金予想が減ったからだろうか
長期的に見れば第2四半期のタイミングで買っていればお得
不安は解消した?
50時間の簿記の勉強は無駄ではない
コメント
かなり勉強になっていると思います。
表をみただけでわからない人が多いので時間は無駄にはなってなかったですね!よかったです!